【お宝小型株探索!】3772 ウェルス・マネジメント

しーずん
しーずん

ウェルス・マネジメントについて調べてみたよ。

銘柄概要

証券コード:3772
銘柄名:ウェルス・マネジメント
上場市場:東証2部
創業:1999年
上場:2005.6
時価総額:113億円 (2021.5.7時点)

企業概要

企業名:ウェルス・マネジメント株式会社
代表取締役社長:千野和俊
事業概要:投資事業、不動産金融事業、ホテル運営事業

千野和俊氏に関して

社長の千野和俊氏は、大学卒業後25年間三菱地所グループに在籍。
その後、2001年に三菱地所投資顧問の設立メンバーとして取締役を6年務め、不動産中心のファンド運用を経験。
2006年に独立し、アセットマネジメントやマンション再生、ホテル・マイステイズの設立を実施。
これまで5000億円程度のアセットマネジメントのキャリアあり。

上記のように、不動産のアセットマネジメントに関してはバリバリのキャリアである千野和俊氏を社長に据えている点が企業の強みにつながっています。

事業変遷

これまで、事業拡大のために子会社化等を実施してきました。
そして財政再建のための事業売却を経て、現在の不動産業に行きついています。
このように、時代に合わせてダイナミックに事業を転換できていて、おもしろい企業です。

4つのクレド

ウェルス・マネジメント株式会社は、4つのクレドを定めています。

  1. 約束を守る集団
  2. 人も資産も「もてなす」会社
  3. 「体験価値」の創造とマネジメント
  4. 「やりがい」と「成長」という企業文化

上記のように、最近「クレド」が流行っていますね。
企業としての在り方を定めているものなので、事業の詳細よりも意外と大事だったりします。

事業詳細

3つの事業を3社で実施しています。

  • 投資事業:ウェルス・マネジメント (親会社)
  • 不動産金融事業 :リシェス・マネジメント
  • ホテル運営事業 :ホテルWマネジメント

一般的に、このような分社体制の場合、独立採算で個々の業績最大化を図れるメリットがあります。
一方で、親会社を中心に全体最適化ができているか、また、それぞれの事業がシナジーを生んでいるかどうかがポイントになります。

事業のシナジーに関して

3社の事業の軸にあるのは不動産ファンドです。
簡単に言えば、不動産ファンドの仕組みを活用して、用地や建物を取得・開発し、バリューアップするというモデルです。
グループ3社で適切なパートナーとのアレンジを進め、プロジェクト化することでシナジーを創出できているといえます。

事業の強み

事業の強みは、
独創的なコンセプトを持つ次世代ハイグレードブティックホテルを扱い、参入障壁が高いこと。
用地取得のノウハウ、外資系ブランドとのパートナーシップのノウハウを持っていることが、企業としての強みになっています。

最近のホテルの開発状況

上記のように、ハイグレードホテルの開発を継続中であることがわかります。
バリューアップの流れとして、
物件取得→プロジェクト確定→ホテル開業→J-REITへの拠出
という段階を踏みます。
最新のホテル開業は「フォションホテル京都」で2021.3.16に開業しています。
また、2021年中に「Aloft大阪堂島」が開業予定です。
懸念点としては2022年以降しばらくホテルの開業はなく、それ以降予定されているのは2024年ということで先行きが見通しにくい点でしょうか。
ポストコロナの時代に合わせたホテル開発ができるかどうかがポイントになるでしょう。

リシェス・マネジメントの事業に関して

リシェス・マネジメントでは、不動産投資のみならず

  • 企業買収・事業再生等のプライベートエクイティ投資
  • ウェアハウジングのためのブリッジファイナンス

も行っています。

プライベートエクイティ投資

プライベートエクイティ投資とは、成長余地はあるものの何らかの要因でその潜在的な成長力を活かしきれていない企業に投資をし、企業価値を高めてからExit(IPO、他社への売却等)してファイナンシャルリターン獲得を目指すビジネス

https://www.antelope.co.jp/navigation/finance/works02/

ウェアハウジング

ウェアハウジング(Warehousing)は、不動産投資信託(REIT)においては、第三者からの物件取得に際し、一定の期間、スポンサー会社が保有し、タイミングを計って、投資法人が不動産(当該物件)を取得することをいいます

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/alternative/alt057.html>

ブリッジファイナンス

ブリッジファイナンス(Bridge Finance)は、「ブリッジローン」とも呼ばれ、新しいファイナンスを行うまでの”橋渡しとしての短期融資”のことをいいます。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/finance/fin184.html

中期経営計画2022

2019年4月に2022年3月期までの中期経営計画2022が出されています。

中期経営計画2022

計数目標としては、3か年で売上・利益とも4倍を目指しています。

そのほか、

  • REITの上場
  • 東証一部上場

と大きな目標を掲げています。
REITの上場に関しては、会社の事業戦略上「一丁目一番地」ととらえています。
パナソニックホームズと共同で、2022年期中の上場を目指しているとのこと。

懸念点はもちろんあり、

コロナ禍でのインバウンドマーケットの縮小が最も大きいでしょう。
実際ホテル運営事業は2021.3Q累計では売上前年比-90%となっています。
ただし、メインは不動産金融事業なので、事業への影響は比較的軽微ともいえます。

また、2021.3.23には2021.3月期の業績予想を取り下げています。
理由は、案件の期ずれとのことですが、他に影響が及ばないかは注視が必要です。

投資に値する?

※投資は自己責任でお願いします!

個人的には事業内容は面白いですし、割高感もないので、タイミングを見てINしてもいいと思います。
ただし、特にコロナ禍の影響もあり不確定要素が大きいため、もう少し先が見えてから入っても遅くはないでしょう。
特に不動産に造詣が深い投資家の方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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